芸人さんを後ろから支える経理。
コミュニケーションを大切に、
寄り添って仕事をしようと心掛けています

経理の仕事

秋山 直紀

東京経理部
2020年10月入社

今の仕事(内容・役割)を教えてください

株式会社FANYなど5つの子会社の経理業務と、吉本興業のアニメ部門の経理業務を担当しています。
現場担当者から日々提出される収支表および請求書のチェックや、毎月の帳簿締め業務、予算や着地見込みの作成のお手伝い等をしております。

仕事をする上で心掛けている事を教えてください

現場担当者やデスクの方々とのコミュニケーションを大切にし、寄り添って仕事をしようと心掛けています。
例えば収支表や請求書の数字で内容がわからないものがあれば、必ず担当者に会いに行くか、電話をして確認するようにしています。
メールだけでやり取りすることも可能ですが、私のことを知ってもらった上で仕事をした方が、お互いに気持ちよく仕事ができると思うからです。
そして人と接するときは、笑っていた方が相手が話しかけやすいと思うので、「笑顔でいること」を意識しています。

仕事で嬉しかったことを教えてください

アニメ部門の予算を作成する時に、経理としてできることをサポートさせてもらいました。
担当者と相談しながら予算のシミュレーションを作成する中で、「経理担当が秋山で良かった」と言ってもらえて、いい仕事ができたと思い、喜びを感じました。
また、経理がスタッフロールに名前が載ることはないと思っていたのですが、明石家さんまさんがプロデュースした『漁港の肉子ちゃん』では、エンドクレジットに名前を入れていただけました。この作品があり続ける限り、自分がここにいたことの証しになるのだと思い、感動しました。

入社した動機・きっかけ

もともと芸能事務所の仕事に興味があったのですが、新卒では芸能事務所に入れず、飲食業界に入りました。その後、前職の税理士事務所に転職し、働いていた時にご縁があり、吉本興業に入社しました。

吉本興業だから味わえたことはありますか?

私はお笑いが好きでミーハーなので、芸人さんにお会いするとモチベーションが上がります。経理の仕事柄、芸人さんと直接お仕事をする機会はありませんが、彼らの仕事を間接的に支えていることには、やりがいを味わえています。
さらに去年は、経理の仕事とは関係なく、スタッフとして『LIVE STAND 22-23』の手伝いをさせてもらいました。そうした経験も吉本興業の社員だからこそ味わえたことだと思います。

今後のキャリアビジョンを教えてください

資格などを取得して、上司の部長のように現場の方から信頼される経理になれればと考えています。
経理部の部長は、収支管理部門と経営本部にそれぞれいますが、2人とも簿記の1級を持っています。私はまだ2級しか持っていませんが、やはり1級の方が安心感もあり現場担当者は相談しやすいと思うので、そうした資格も取得して、より頼られる人間になりたいと思います。

吉本興業を志望している人に向けて一言。

私は新卒の時に芸能事務所を目指していましたが、希望とは違う飲食業界に入り、紆余曲折を経て吉本興業に入社しました。
チャンスは新卒採用の1回だけではありません。
自分もそうでしたが、本当に働きたいのであれば、最初は違う業界で働いていたとしても、諦めてはいけないと思います。
諦めなければ、どこかでチャンスが来ると思います。

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