お客様の笑顔を見ることが好き。
子供の頃から見ていた新喜劇を
次の世代に伝えていく

新喜劇の仕事

角田 芙希子

大阪本部新喜劇事業部
2009年6月入社

今の仕事(内容・役割)を教えてください

2023年に着任しました新喜劇事業部では、主に2つの役割を担っています。
1つは制作プロデューサーの立場で、座長や座員が行う新喜劇の台本作りやキャスティングのサポート、および開催までの様々な調整を行うこと。
もう1つは新喜劇座員のマネジメントです。私はチーフマネージャーとして3名のマネージャーと協力しながら、酒井藍座長、吉田裕座長はじめ36名の座員さんのマネジメントをしています。

仕事をする上で心掛けている事を教えてください

スピーディーに正確に丁寧に仕事することを意識しています。
座員さん、社員、技術スタッフさんなど、立場が違う人たちが一緒に仕事をしているので、お互いに気持ちよく仕事ができる環境を作ろうと心がけています。
新喜劇はチームの絆や温かさがあるので、その空気感を守り、より良いものにしていけたらと思っています。

仕事のやりがいを教えてください

自分が携わった企画や公演、イベントなどに集った人たちが笑顔になっている姿を見た時、この仕事のやりがいを感じます。
舞台にいる演者さんの姿だけでなく、客席にいるお客様の顔を見るのが好きです。
私は名古屋市の出身ですが、名古屋市でも新喜劇は毎週土曜日に放送されてきました。小さい頃はまだ土曜日に学校があったので、下校したら玄関にランドセルを放り投げて、母親に怒られながら新喜劇を見ていました(笑)。
そんな新喜劇に今仕事で関われていることに感動を覚えますし、この長い歴史がある演芸の魅力を、今の子どもたちにも伝えていくことが私の仕事だと思っています。

入社した動機・きっかけ

大学卒業後、旅行会社に勤めていましたが、エンタメ業界で働きたいという気持ちと転職する勇気との間で揺れ動いている時に、当時のYCC(よしもとクリエイティブカレッジ、現YCA)を知りました。そこに通い、エンタメ業界のことを少し知ることで気持ちに整理がつき、転職を決心しました。

吉本だから味わえたことはありますか?

入社後に東海支社でプロモーション担当を務めていた時、哀川翔さんが品川ヒロシ監督の映画に出演した宣伝のために、名古屋にいらっしゃいました。
私は放送局回りに同行していたのですが、名古屋駅のホームで哀川さんと2人できしめんを食べることになった時は、「どんな状況?」と思いました。
頭の中にはてなマークがいっぱい浮かんでいたためきしめんの味は覚えていませんが、吉本ならではの経験だと思います。

今後のキャリアビジョンを教えてください

私は、名古屋と大阪で合わせて14年間プロモーションの仕事をして、2023年から新喜劇事業部に配属になりました。そのため、今は次のキャリアのことを考えるよりも仕事を覚えることに必死ですし、早く新喜劇を盛り上げられる人材になりたいと思っています。
新喜劇は子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで全員で楽しめる、家族団らんのコンテンツです。2024年には65周年も迎えましたので、プロモーションで培った経験も活かしながら、信頼できる人達とますます盛り上げていきたいです。

吉本興業を志望している人に向けて一言

懐の深い会社です。色々なキャラクターの人が働いていますので、きっとあなたの個性が活かせる仕事に出会うチャンスと刺激的な毎日が待っています。
また、もし新喜劇事業部を目指している方がいれば、ぜひオススメします。新喜劇はほぼ毎週座長がつくった新作の公演をしているので、「台本からキャストが決まり、稽古をして、劇場に笑いの渦が起きる」一連の流れをすべて見ることができます。
一緒に新喜劇をつくる感動を味わいましょう!

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