誰かの心を動かすものを
つくり続けたい。
常識にとらわれない
新しい価値のあるコンテンツを

コンテンツ制作の仕事

嶋 和也

コンテンツ推進部
2006年入社

今の仕事(内容・役割)を教えてください

コンテンツ推進部で、「コンテンツの開発」と「既存コンテンツの活用」という2つの役割を担当しています。
「コンテンツの開発」とは文字通りコンテンツを生み出すもので、主に放送局や配信メディアに向けた番組企画提案などをしています。
一方、「既存コンテンツの活用」は、吉本興業がすでに持っているコンテンツを活用してマネタイズする仕事。映画やライブ映像を放送局や配信メディアに販売することも「既存コンテンツの活用」です。

仕事をする上で心掛けている事を教えてください

エンターテインメントの仕事ですから、「常識にとらわれないこと」を心掛けています。常に今までと異なるもの、新しい価値や要素のあるコンテンツをつくっていきたい。そのためには、ありきたりなアイデアで終わらせず、もう一歩深く踏み込んで考える癖を持つようにしています。
また、当たり前ですけど、誠意を尽くして仕事をさせていただくこと、責任感を持つことも意識しています。

仕事のやりがい

番組の企画が通った時は、素直に嬉しいです。自分が面白いと思った企画を、放送局の方や配信プラットフォームの方に共感していただけるのは嬉しい。さらに実際に放送された番組が視聴者に楽しんでもらえた時は、言いようもない喜びがあります。
2019年に放送された『ネタXチェンジ』(読売テレビ)という番組も企画書から提案しました。これは芸人同士がネタを交換するとどうなるかを見る実験的な番組でしたが、私の姪っ子がこの番組を観て、私の企画とは知らずに「面白い」と言ってくれました。その時は「それは、俺が企画したやつやで」と誇らしく、この仕事をやっていて良かったと思いました。

最近開発したコンテンツで印象に残っているものはありますか?

バンダイさんから「吉本芸人を使って新しいキャラクターを作りたい」という依頼を受け、監督やスタッフとともに制作した『ぴーち鬼ぱーち鬼』は、素直に「いいものができた」と思いました。“口だけ実写”の不思議なショートアニメで、初見は気持ち悪いけど慣れたらかわいい“なれかわ”がコンセプトです。
常識にとらわれないユニークな手法でつくっていて、出演するチョコレートプラネットのアドリブ力が活きるアニメになっています。まだまだ認知度が足りていないですが、各SNSで配信されているので、ぜひ一度観ていただきたいです。

入社した動機・きっかけ

子どもの頃からエンターテインメントが好きで、大学では特に格闘技にはまり、学生プロレスの同好会に所属していました。
ある時、その学生プロレスにテレビの取材が入り、そこでいらしたディレクターさんの仕事ぶりを見て「自分にも向いていそうだ」と感じたのが、興味を持ったきっかけです。そこから番組制作ができる企業を探して、吉本興業もそういうことをしていると分かり、志望しました。

今後のキャリアビジョン

引き続き、誰も見たことないコンテンツを開発していきたいと思っています。私自身が子どもの頃からエンタメに救われて生きてきたので、同じように誰かの心を動かすものをつくり続けたい。そして「エンタメの世界に関わってみたい」「コンテンツをつくりたい」と、次の世代の人にも思ってもらえたらと考えています。
また、いつかはプロレスの団体をつくりたいという野望もあります。大学のプロレス同好会の先輩にレイザーラモンHGさんがいるのですが、吉本興業にはそうしたプロレス好きの芸人さんも多いので、皆さんとともに何かを生み出したいと企んでいます。

吉本興業を志望している人に向けて一言

お笑い好きでなくても、エンターテインメントが好きなら、間違いなく楽しめる会社だと思います。
この会社では好きなものがビジネスになっていくので、自分が好きなものを言い続けていたら、その仕事がどんどん降ってきます。私は「アニメが好き」と言い続けていたら『ぴーち鬼ぱーち鬼』の仕事ができましたし、「漫画が好き」と言い続けていたら『よしもと虫学校』というWeb漫画の案件にも関わることができました。
自分の興味があることに必ず携わる機会が来ると思うので、語れるエンタメがある方はぜひ応募してみてください。そしてもし入社をしたら、エンタメオタク同士、一緒に好きなものを語り合いましょう!

社員から知る吉本興業