毎日「笑い」を形にする
信頼関係こそが、
最高のエンタメを生む土台

新喜劇の仕事

三木 駿八

新喜劇制作部
2013年入社

今の仕事を教えて下さい

2023年の夏頃から新喜劇事業本部に所属し、吉本新喜劇の制作全般を担っています。具体的には、座長や脚本家の方々と相談しながらの台本制作、キャスティング、衣装やセットの発注、そして公演が決められた時間(45〜50分)に収まるよう現場を回す進行管理が主な業務です。 また、現場の制作だけでなく、毎週の公演を放送する毎日放送「よしもと新喜劇」の番組プロデューサーとして、コンプライアンスや権利関係のチェックも行っています。さらに全国ツアーの制作や公式YouTube・SNSの管理運用など、伝統ある新喜劇をより多くの方に届けるため、デジタルの領域まで幅広く担当しています。現在はグループ長として、現場の業務管理も任されています。

仕事をする上で心掛けている事を教えてください

日頃のコミュニケーションから生まれる「信用」の積み重ねが「信頼」に繋がり、それが円滑な仕事を生むと考えています。 タレントさんからの連絡へすぐに返信することや、依頼されたことへの確実なフィードバックといった、当たり前のことを徹底することを大切にしています。新喜劇は、多くの裏方スタッフさんの協力があって初めて成立するものです。だからこそ、日頃の挨拶や配慮を欠かさず、「この人の依頼なら信頼できる、一緒に良いものを作ろう」と思ってもらえるような関係性づくりを一番に心掛けています。

仕事のやりがいを教えて下さい

何よりも、「毎日笑って仕事ができること」ですね。これはこの会社ならではのことだと思います。 また、新喜劇事業本部に移ってから感じている新たなやりがいは、「台本を深く読み解けるようになったこと」「ここをこうすれば、もっと物語が強固になるのでは?」というブラッシュアップの鍵に気づけるようになりました。 制作側の視点で作品を深く理解し、座長や作家さんと議論しながら物語の背景を詰め、一つの形に仕上げていくプロセス。そこに自分自身の成長と、この仕事ならではの面白さを強く感じています。 新喜劇の舞台セットには、小道具さんのきめ細やかな「新喜劇愛」が詰まっています。 そうした細部までこだわり抜いたものを、座員やスタッフさん一丸となって形にするプロセスには、大きな達成感がありますね。

入社した動機・きっかけ

2013年に吉本が初めて高卒採用を行うと発表したのがきっかけでした。私はもともと、事務作業よりも「人と接する仕事」がしたいと考えていました。 そんな時、進路指導の先生が「全国にライバルがいるかもしれないけど、あなたに合う職業だと思う」と背中を押してくださったんです。当時はエンタメの知識が豊富だったわけではありませんでしたが、「自分自身の個性を活かせる場所かもしれない」と感じて入社を決めました。

今だから話せることや吉本ならではの経験

入社当初は社会人経験が浅く、恥ずかしい失敗もありました。初めてクレジットカードを作った際、上限額があると知らず、ハイヒール・リンゴさんと新幹線に乗る直前で決済エラーが出てしまい、大慌てしたことがあります。焦る私をリンゴさんは笑って許してくださいましたが、こうした「失敗も笑いに変えてくれる温かさ」に何度も救われました。 一方で、信頼を築けた時の喜びは格別です。当時担当していたハイヒールさんから、チーフマネージャーへの昇格時に「これからは三木の判断で仕事をジャッジしていいよ」と任せてもらえた時は、一人前として認められた気がして本当に嬉しかったです。テレビで見ていた芸人さんと共にイベントを作り上げ、「吉本やからこんな経験ができんねんな」と実感できる毎日は、本当に刺激的です。

今後のキャリアビジョン

「なんばグランド花月」をはじめとした劇場の運営や興行について、深く学びたいと考えています。 過去のマネジメントや制作の現場を経験してきた強みを活かして、「次の10年、15年で劇場はどうあるべきか」という未来の方向性を一緒に考えていきたいです。また、自分が入社した際にお世話になった経験から、人事の仕事を通じて、会社を支える新しい仲間をサポートすることにも興味があります。

入社を志望している人に向けて一言

芸人さんと向き合う仕事は特殊に見えるかもしれませんが、「信頼関係」を築くことができれば、同じ方向を向いて最高のエンターテインメントを形にしていける素晴らしい職場です。 あらゆる可能性に満ちた場所なので、「毎日笑って仕事がしたい!」という情熱がある方は、ぜひ勇気を持って飛び込んできてください。新喜劇の舞台のように、皆で助け合いながら、面白いものを作っていきましょう!

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