お笑いの枠に留まらない
ビジネスを生み出したい。
やりたいことを納得いくまで
突き詰められる環境が吉本の良さ

マネージャーの仕事

宮下 森資

マネジメント&プロデュース3部
2016年入社

今の仕事(内容・役割)を教えてください

マネジメント&プロデュース本部で、自分の班に所属する11組のタレントマネジメントを行いつつ、制作協力で入っている番組のプロデュースやキャスティングも担当しています。
また、東京大学と吉本興業が取り組む「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」や、将棋好きな芸人たちが集まる「将棋ブ」の活動にも携わっています。
最近は、ダウンタウン浜田さんが企画された「ごぶごぶフェス」に吉本興業のプロデューサーとして参加しました。

仕事をする上で心掛けている事を教えてください

どんなに忙しくても、自分自身が納得できる仕事をすることを心掛けています。
これは、新入社員の頃からマネジメントを担当しているダウンタウンのお2人からも学んだことです。
私が言うのもおこがましいですが、ダウンタウンさんは全ての仕事の内容に厳しく目を通し、納得するまで突き詰められています。
その姿勢をずっと近くで見てきたので、決して自分のやりたい仕事だけをやるということではなく、やる仕事には責任を持ちたいと思っています。

仕事のやりがい

マネジメントの業務以外にもさまざまなプロジェクトに参加できて、その裁量が大きいことです。
例えば、昨年は、山口県の周防大島で小学6年生を対象に、東大生と芸人で考えたオリジナルの授業を1日行いました。
また、趣味の将棋を活かしてYouTubeを立ち上げたり、BSよしもとで将棋特番の企画・制作もしました。
与えられた仕事だけではなく、やりたいことに若手のうちから挑戦できるのは、他の企業と比べても誇れる点だと思います。

入社した動機・きっかけ

就職活動では吉本興業だけを受けたのですが、学生時代によく一緒に飲みに行っていたおじさんに勧められたからです(笑)。
真面目なことを言うと、ダウンタウン松本さんが「ワイドナショー」でいじめ問題に対して、悲痛な面持ちで「絶対にテレビでできることはあると思う」と語られていたのを覚えていて。
決して大袈裟ではなく、お笑い芸人の「信念」みたいなものが、世の中のあらゆる問題を照らすのではないかと思いました。

吉本興業の強みだと思うこと

大前提として、全国に劇場を持っていること。
それにより毎日各地に面白い人が集まり、成長する環境が整えられていることが圧倒的な強みです。
芸人という最強の財産と一緒に、劇場だけではなくBSよしもとやFANYという自社のプラットフォームを活かして、さまざまなコンテンツを生み出せる。
本当に“なんでもできる会社”だと思います。

今後のキャリアビジョン

新卒採用試験の面接では、吉本興業という企業でノーベル平和賞を目指したいとイタいことを言っていましたが(笑)、30歳になった今は、社会問題を解決できるような社内起業家を目指したいです。
既存のメディアや事業に対してどのタレントを提案するかというのも大切ですが、自身が新規ビジネスを立ち上げて、そこにどうタレントを活用していくかということを、この5年で考えたいと思います。
吉本興業には才能のあるタレントがたくさんいるのは自明です。
さらに一歩踏み出して、お笑いという枠にとらわれずに、社員1人1人が会社の事業の幅を広げていくことができれば、世界をちょっと良くできるんじゃないかと思っています。

吉本興業を志望している人に向けて一言

お笑いに限らず、自分が面白いと思うことを大切にして、その理由を言葉にしてみるのはどうでしょうか。
日々、無数のコンテンツが生み出されて、社会のルールや常識もアップデートされていく目まぐるしい時代だからこそ、自分の中で動かないものを見つけたいと僕自身も思っています。
自分で考え抜いた言葉は、就職活動でも、社会人になってからも大きな指針になるでしょう。
一緒に働けるのを楽しみにしています!

社員から知る吉本興業