突出した「好き」を
武器に勝負できる環境。
メンバーそれぞれの挑戦が
チームをより成長させる

映像制作の仕事

工藤 翔平

マネジメント&プロデュース2部
2012年入社

今の仕事(内容・役割)を教えてください

チーフプロデューサーとして、テレビや配信プラットフォームでの番組企画、制作をメインに行っています。
また番組だけではなく、舞台やイベントなどの企画、制作を行うこともあります。
過去の担当番組は「火曜は全力!華大さんと千鳥くん」、「新しいカギ」、「川島・山内のマンガ沼」など。
現在担当しているのは Leminoの「ファイナルファンタジーXIV クリスタル通信」、ABEMA の「LOVE CATCHER JAPAN」、東海テレビの 「東海のイイとこみんな教えて!ロンブー淳のスマホ旅」、Xの「XTrendAward」などなどです。

プロデューサーとして心掛けている事を教えてください

コンテンツを1人の力で生み出すことはできないので、「チームで戦うこと」を意識しています。
その際に大切なのは「赦す」こと。
自分を含めて人は必ず失敗をしますが、ミスをした人がいても必要以上に責めることはしません。
それよりも常に士気を高く保つことを優先します。
また「自分が一番楽しむ」ことも心掛けています。
上の人間が不機嫌でつまらなそうにしていると、その空気は必ず伝播してしまう。それは避けたいので、どんな状況においても楽しいことを探して、明るく前向きに振舞うようにしています。

仕事のやりがい

自らがプロデューサーとして携わったコンテンツの評判が良いこと。これに尽きます。
さらにそのコンテンツが自分で企画したものであると、より喜びを感じます。
もちろん、その逆に厳しい言葉をいただいた時はすさまじくメンタルを削られますが、厳しい声もいただくからこそ、褒めてもらえた時は嬉しい。
配信コンテンツなどは特にお客様からの声が届きやすいので、毎回ドキドキしながら、全力で取り組んでいます。

入社した動機・きっかけ

エンタメ業界に絞って就活をしていました。その中でも吉本興業はタレント人材が豊富で、コンテンツを制作することもできて、“なんでもやれそうな会社“だと思いました。
実際に入社してからも、そのように感じています。最初の頃は仕事を覚えるのに必死で難しかったのですが、仕事の基礎が構築されてくると、本当になんでもできるようになってくる。
ジャンルや媒体にとらわれない自由なコンテンツづくりをしたい方は、吉本なら実現できると思います。

印象的なエピソード

入社後8年間は極楽とんぼのマネージャーを務め、特に加藤浩次さんからはプロとしての生き方を教えていただきました。
印象的なできごとはマネージャー3年目のこと。加藤さんはコントライブの稽古とテレビの仕事が重なって、全く寝られない時期がありました。
当然私も寝ないで現場に付き添おうとしたら、加藤さんから「工藤、お前だけでも帰って寝ておいてくれ。チーム全員が寝ていないと空気がピリッとするだろう」と言われたんです。
若かった自分は一緒に頑張らないと失礼だと思っていましたが、加藤さんはそんな次元でものごとを見ていませんでした。
器の大きさや優しさ、チームを最優先に考えることなどをいっぺんに学び、非常に心に残っています。

吉本興業に向いている人

担当番組に出演しているマヂカルラブリーの野田クリスタルさんが「仕事に呼ばれなくなるのはスベるのを恐れて勝負をしない芸人で、スベり続けても勝負する芸人は”可愛い”」とおっしゃっていました。
私もその意見に賛成です。失敗してもいいからチャレンジする人、前向きな人は”可愛い”し、チャンスが必ずめぐってきます。
吉本興業自体も挑戦を応援する会社なので、失敗を恐れずに勝負し続けられる人が向いていると思います。

今後の目標

日本の武器であるゲームやアニメ、漫画といったコンテンツのプロモーション番組を制作し、世界中に向けて発信することです。
吉本興業はさまざまな趣味を持つタレントがいて、さらに世界へ踏み出せるパワーを持った制作会社としての一面も持っています。
この会社なら、日本のカルチャーをよりハイカルチャーな存在へと押し上げることができるはずです。
そして最終的には「YOSHIMOTO」というカンパニーネームを世界中に広めることをゴールに据えています。

吉本興業を志望している人に向けて一言

さまざまな媒体で、本当に全てのジャンルのコンテンツを制作できます。
お笑いだけでなく、ゲーム、アニメ、漫画、アイドル、スポーツなど、どれか1つでも好きなものがあれば楽しく働けるはずです。
決してバランスの取れた綺麗な五角形である必要はありません。
突出した「好き」があればこの会社では勝負ができる。そんな何かに突出した皆様とアイデアや意見の交換ができることを楽しみにしております。

社員から知る吉本興業