苦労の連続がある分、
ヒットは大きなやりがい。
社内連携を意識して
企画をより大きなものに

マネジメントの仕事

坂口 大輔

大阪本部 マネジメント&プロデュース2部 部長
2005年入社

今の仕事(内容・役割)を教えてください

大阪本部マネジメント&プロデュース2部で部長を務めています。
この部署は、1年目の若手からベテラン、大道芸など、だいたい150組の芸人と1600名の育成芸人が在籍する部です。
この幅広い芸人さんたちを各マネージャーがどうマネジメントし、どうプロデュースするかを統括して指揮しています。

仕事をする上で心掛けている事を教えてください

大阪本部マネジメント&プロデュース2部では、ライブやテレビ番組などさまざまなコンテンツの企画、制作を行いますが、一つひとつの企画に広がりを持たせることを意識しています。
例えば、芸人さんが「単独ライブをやる」となったら、ただライブを開催して終わりには極力しません。グッズを販売したり配信を行ったりと、ライブだけではない楽しみをファンの方に届けるようにしています。
また、企画に広がりを持たせるために、社内の各セクションがどんな動きをしているかを常に注視し、面白い情報があれば部内に共有、連携することも日頃から意識しています。

仕事のやりがいを教えてください

スタートは頭の中にあるフワフワとした企画が、実際にイベントとして開演したり、グッズとして販売されたり、番組として映像化されたり...
最終的に成果物として完成して、お客様の笑顔につながっているのを見た時は、やりがいを感じます。
すべての企画で反響を生み出せれば良いのですが、なかなかそうは行かず苦労の連続。だからこそ、企画がヒットしたときは喜びを感じます。

入社した動機・きっかけ

前職ではイベントの企画や施工のパースデザインなど、主に“モノ”に関する企画制作を行っていました。
ふとした時に、「“モノ”ではなく“ヒト”を中心にしたイベント制作はどんなものかな?」と興味がわいて、福岡吉本の劇場スタッフとして入社しました。

吉本だから味わえたことはありますか?

自分がやりたいことを形にできることです。
私が企画したもので特に思い出に残っているのは、2022年に在阪民放5局と協力してつくりあげた『春はテレビから!何かが起きる同時生放送』です。
これは、吉本興業創業110周年特別公演『伝説の一日』の初日に、西川きよし師匠が在阪民放5局の生放送スタジオを順番に訪問していく各放送局を横断した企画でした。
コロナ禍で沈んだ世の中を明るくしたいという思いと、テレビをもう一度盛り上げたいという気持ちで企画しましたが、「テレビ業界の常識を覆した」と大きな話題を呼び、ものすごい達成感を味わいました。

今後のキャリアビジョンを教えてください

関西からスターの原石を発掘し続けたいと思っています。
今の時代はネタの面白さだけではなく、トーク力や人間性も見られていて、何がきっかけで人気に火が付くか分かりません。その何かに光る原石を1人でも多く見つけ、磨き、輝かせて、知ってもらえるサポートを愚直にし続けたいと思っています。
また、芸人さんたちとともに日本のエンタメを外国人観光客や海外へ伝え、Sushi(寿司)やTempura(天ぷら)のように「OWARAI(お笑い)=吉本」ということも世界中に認知してもらいたいと思っています。

吉本興業を志望している人に向けて一言

将来が漠然としている方、何をやろうかなと考えている方にはとても良い会社だと思います。
やっていないことがほぼない会社なので、仕事をしながらどこかで運命の出会いを見つけることができるはずです。
一方で、「こんなことがやりたい!」と志望動機がバリバリある人も大歓迎。そのままの熱量を保てれば大抵のことは実現できます。

社員から知る吉本興業