今の仕事内容や役割を教えてください
現在は東京マネジメント部のチーフマネージャーとして、13組ほどのタレントのマネジメントを担当しています。マネージャーの役割はスケジュール管理に留まらず、自らプロデューサーとなってライブや番組、YouTubeなどの企画・制作を行うこともあります。チーフとしては、自分が築き上げてきた各放送局とのつながりを生かした番組への営業に加え、タレントの5年、10年先を見据えた長期的な生活設計や目標設定のサポートを意識しています。タレントの人生に寄り添うパートナーとしての役割を担っています。

仕事をする上で心掛けている事を教えてください
常に「タレントの人生を背負っている」という意識を強く持つようにしています。マネージャーが電話一本に出ない、メール一通を返さないだけで、その人の収入をゼロにしてしまう可能性もある責任の重い仕事だからです。この姿勢の原点は、新入社員時代に担当したロバートの秋山さんからの教えにあります。まずはタレントとの信頼関係を築き、その上で仕事の話ができるようになることが重要だと身をもって学びました。目先の業務をこなすだけでなく、その人の人生に責任を持って向き合うことが、信頼の基本だと考えています。
仕事のやりがい
大きく2つのやりがいがあります。1つは、毎日が新しい出会いに溢れていることです。タレントはもちろん、外部のプロデューサーやデザイナーなど、普通に生活していたら出会えない個性豊かな方々と仕事ができ、8年経った今でも飽きることがありません。もう1つは、ライブが成功した瞬間の喜びです。ライブは地域や観客によって反応が毎回異なります。自分たちが作り上げた最高の企画に対し、目の前のお客様が笑顔になってくれる達成感は、何物にも代えがたいこの仕事の醍醐味と言えます。
入社した動機・きっかけ
札幌で育った幼少期から、テレビでお笑い番組を見るのが大好きで、「お笑い」を一生の仕事にしたいと思ったのが原点です。大学時代は自分もお笑いサークルに所属し、漫才をやっていました。しかし、当時から学生芸人として活躍していた今の「ナイチンゲールダンス」などの同世代の圧倒的な面白さを目の当たりにし、「自分は演者としてではなく、裏側から支える方が向いている」と早々に決心しました(笑)お笑いやエンタメへの思いを形にする場所として、吉本興業を志望しました。


吉本興業だから味わえたこと
1人のマネージャーの裁量で1,000人規模の会場を使い、自由な発想でライブを制作できるのは吉本の強みです。2025年に開催した「ドラゴンライブ」では、担当芸人の枠を超えてファンが新たな芸人に興味を持ってくれる機会を作ることができました。また「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」での活動も吉本ならではの経験です。山口県周防大島での特別授業では地元の子供たちの笑顔に触れ、大阪・関西万博の「野田ゲー」企画では、世代や国籍を問わず誰もが笑顔になれるコンテンツを提供できました。社会貢献とエンタメを融合させた、この会社でしかできない仕事だと感じています。
今後のキャリアビジョン
組織として「所属タレント全員の人生をしっかり背負えるマネジメント集団」への底上げを図りたいと考えています。チーフとして、より広い視野で会社全体のタレントの将来をより良いものにしていくことが目標です。また、「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」などを通じて、お笑いによる社会貢献と、芸人の新しい仕事の創出を両立させたいです。どの部署にいても芸人の仕事を作るという課題に真摯に向き合い、お笑いの力で世界を少しでも良くできるような企画を、これからも考案し続けていきたいと考えています。
吉本興業を志望している人に向けて一言
吉本興業は本当の意味で「個性の宝庫」です。だからこそ、就職活動でも、無理して「会社に自分をフィットさせる」必要はないと思います。テンプレート通りの志望動機を話すのではなく、あなたが熱を持って語れる内容や、自分の個性を、あなた自身の言葉でありのままに伝えてください。自分の中に「動かない軸」を持った方と一緒に働けるのを、楽しみにしています。




